イライラ言葉が“甘め”に変わる魔法の言い換え言葉 イライラ言葉が“甘め”に変わる魔法の言い換え言葉

「何度言っても子どもが全然聞いてくれなくて、
イライラしてしまう……」
という経験、ありませんか?

でも、イライラ言葉をちょっと換えるだけで、
子どものやる気を引き出して
成長させる魔法の言葉に早変わり。
教育コーチングの専門家である
江藤真規さん監修のもと、
つい言ってしまいがちなイライラ言葉を
ポジティブな言葉に
言い換える方法を紹介します。

SCEANE1
何度言っても片付けない!
そんなとき…

おもちゃを出して、出して、出しまくる! なのに、出したおもちゃには見向きもせずに、プイッと別のことを始めてしまう子ども。「えっ? 何のためにおもちゃを出したの?」「出したら片付けようねって、いつも言ってるのに…」「この大量のおもちゃ、私が片付けるの?」なんて思って、ついイライラしてしまうことも……。

イライラ言葉

「きちんとしなさい!」
類似ワード:
「だらしないわね」
「出したら出しっぱなし!」

言い換え言葉

「やりたいことがたくさんあるんだね。
   まず○○から始めてみようか」
類似ワード:
「楽しかったね。じゃあお片付けにしようか」
「おもちゃをたくさん出したんだね。次は何をしようか」

いきなり感情的に怒るのではなく、まずは子どもの気持ちに寄り添ってあげて。「おもちゃをたくさん出す」=「やりたいことがたくさんある」と変換していったん子どもの気持ちを受け止め、そのうえで片付けるように促しましょう。また、「おもちゃをたくさん出した」という事実だけを伝えてから、優先的にするべきことを示してあげるのも効果的です。

イライラ言葉を甘めに変換する魔法のルール イライラ言葉を甘めに変換する魔法のルール

イライラ言葉を投げかけた場合、子どもはお母さんが怒っていることはわかるものの、お母さんが言っていることの意味を理解できていないことがあります。親の基準と子どもの基準は違うもの。子どもに伝えたいことがあるときはまず、「子どもが今の状況を認識できる言葉」を投げかけてから、「子ども自身が次にすべき行動を自分で考えられるような言葉」を伝えてあげましょう。原因を追及する言葉ではなく、「次はどうなるか」という未来を想像できる声かけを意識してみてください。逆に、否定やマイナスイメージを与える言葉、抽象的であいまいな言葉は避けて。

4つの言い換えルール

  • 1「きっとできるね」「大丈夫だよ」など、子どもの自己肯定感が上がる言葉を選ぶ。
  • 2抽象的な表現ではなく、「どうしてほしいのか」を具体的に伝える。
  • 3楽しいことや明るい未来を想像させるポジティブな言葉を選ぶ。
  • 4子ども自身が「次はどうしたらいいか」を考えるような言葉を使う。
小高千枝氏

企画協力・監修者 江藤真規氏 教育コーチングオフィス「株式会社サイタコーディネーション」代表
お母さんのための学びの場「マザーカレッジ」主宰

お母さんのための学びの場「マザーカレッジ」

東京都生まれ。
お茶の水女子大学卒業。

2人の娘を出産後、アメリカ合衆国に7年間滞在。帰国後は主婦業の傍ら、英語講師として100人以上の親子への指導経験をもつ。
2006年、長女が東京大学医学部現役合格。
2008年、次女が東京大学文学部に現役合格。
自身の子どもたちの中学受験を通じ、コミュニケーションの大切さを実感し、コーチングの認定資格を習得。
現在、教育コーチングオフィス、サイタコーディネーション代表として、講演、執筆活動などを行う。

日本ペンクラブ会員。
現在、東京大学大学院、教育学研究科修士課程に在学中。

〔著書〕
『勉強ができる子の育て方』
『合格力コーチング』
など多数。

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ママのイライラ言葉
言い換え辞典

江藤真規 著
扶桑社